トラリピ運用を始めて2ヶ月が経過しました。
「本当にほったらかしで大丈夫?」「含み損が気になる…」そんな疑問を持つ方に向けて、今月もリアルな実績と感想をまとめました。
先月との比較:運用2ヶ月目の変化

2025年の4月の運用実績
まずはざっくりとした数値から。
- 運用通貨ペア:USD/JPY
- 運用資金:50万円(+20万円追加)
- 確定利益:+9,134円
- 含み損:-14,113円
- 単月利回り:1.8%
2ヶ月目はトランプ相場でドル円は大きく下落しました。
反発のタイミングで利確できていたので、利益が伸びました。
ただし、大きく下落したため、含み損は増加しました。
トラリピ設定の下限だった143円を下方向にレンジアウトしてしまっていた期間が2週間近く続いていたこともあり、この間は含み損とレンジアウトの二重のプレッシャーがありました。
それでも、運用証拠金に対して、リスクの低いトラリピ設定で運用を開始したこともあり、焦りからの間違った対応をせずに我慢することができました。
(執筆時点の5月3日には、設定レンジ内まで戻ってきており一安心しています。)
累計での運用実績はこちら
- 運用資金:50万円
- 累計運用期間:2か月
- 累計確定利益:∔10,166円
- 含み損:-14,113円
- 累計利回り:2.0%

今月の気づき:利益が出ても「含み損」との付き合い方がカギ
トラリピの特徴は「含み損を抱えながら利益を出す」運用スタイル。
今月はそれを強く実感しました。
- 利益は着実に出ている
- でも評価損を見るとちょっと気持ちがざわつく
- 結局、この含み損をどう捉えるかがトラリピ運用のキモ
僕は今回トラリピを運用するにあたって「長期運用」を重要なテーマとしています。
トラリピは含み損は必ず発生する投資法ですので、「5年で損益分岐点を超える」ぐらいのスタンスをとっています。
5年で損益分岐点を超えるということは、「確定利益額」が「運用中の含み損」を超えている状態です。
現在のトラリピの設定注文数は0.5万通貨でかなり少ない状態で、今後注文本数は増やしていく予定なので必然的に含み損も増えますが、5年をめどとして長い目で運用することで、リスクとリターンのバランスをとっていこうと思います。
トラリピ運用2ヶ月目のメリット・デメリット再確認
メリット(2ヶ月目の実感)
- 利益は安定して積み上がっている
- 本当に手間がかからない(完全放置)
- 時間に縛られない投資スタイルは魅力的
デメリット(気になった点)
- 含み損の見た目に慣れるまでは不安がつきまとう
- 相場が急に動くと、何もしないことが逆に怖くなる
今後の方針と運用改善案
今後は以下のように考えています:
- 常にロスカットレートは意識して、月に一度はメンテナンスする。
- 注文本数の増加は慎重に行う。資金が拘束されて身動きが取れなくなるのを避ける。
- 同時に利益率を高めていくための追加注文を考えていく。
まとめ:トラリピは「長期戦」でコツコツ向き合う投資
2ヶ月目にして改め肝に銘じたのは、トラリピは短期で勝負する投資ではないということ。
僕の過去のFXでの失敗は、短期的な利益を追いすぎていたことにあり、いわゆるポジション病にかかっていました。
その為、常に精神的に不安定で、相場の上昇下落に対して焦って追っかけポジションをもったり、逆方向への動きに対して損切りできずに含み損を抱えたりと、ボロボロでした。
こういった失敗経験を通して、「僕には裁量トレードは向いていない」という結論に至りました。(笑)
僕の弱点をカバーするには「放置」「長期」が重要でした。
その上で、FXの良さである「レバレッジ」「利益率の高さ」を狙えるトラリピ運用を開始しました。
2か月目は狙い通りに、余計な取引や設定変更をすることなく、乗り越えることができました!
今後も毎月、実績と気づきをまとめていくので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
【あわせて読みたい】僕のトラリピ設定を完全公開!
「実際どんな設定で運用してるの?」という方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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