この記事を書いたのは
僕はFX14年、トラリピ歴3年(一度中断期間あり、現在再開して3か月目)です!
若かりし頃、FXで資金を溶かし続けてきた僕が満を持してトラリピ復活!
現在、年利換算12%のペースで運用中。
そんな僕がトラリピのいいところも悪いところもご紹介します!
※投資は元本保証ではなく、リスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
トラリピとは
トラリピとは、「株式会社マネースクエア」が提供するサービスの名前で、FXやCFDでの「自動売買での取引手法」です。
(公式サイト引用)
トラリピ®とは「トラップリピートイフダン®」という注文方法の略称です。マネースクエアHDが特許を取得しています。
トラリピは、あなたが決めた価格で、自動的に売買をくり返します。
あなたに代わって24時間、システムが利益をねらうことで、普段の暮らしをジャマしないFXの実現を後押しします。
以上のことからわかるように、トラリピは「注文方法」なので、
トラリピ自体が詐欺ということはありません!
ですが、「必ずもうかる」とか「年利〇%が確実」などと言っている人がいた場合、
それは嘘になる可能性があるので、注意が必要です。
そもそも、「必ず儲かる投資というものはない」と考えたほうがいいです。
必ず儲かる商品というと、「元本保証」の商品があります。
例えば)
・満期時、元本保証の保険商品
・銀行預金(定期預金など)
・新規発行の日本国債
などなど
これらの商品は「元本保証」があるので、「ほぼ必ず儲かる」といっていい商品ですが、
ご存知の通り、利息はわずかです。
※「ほぼ」が付く理由は、商品の運営元が倒産した際には元本保証が守られるか約束はされません。保険は保険会社しだい、銀行は1,000万までの保証、国債はデフォルトの可能性があり、必ずわずかなリスクが伴います。
トラリピを調べている方はある程度のリターンを期待しているとおもいますので、高いリターンには必ずリスクが伴います。
商品や注文方法によるリスクを正しく理解して、自分にあったリスクとリターンで運用することが重要です。
では、トラリピのリスクとは?
それでは具体的なトラリピのリスクについて、FX(外国為替証拠金取引)でのトラリピで説明していきましょう。
FXのリスク
まずはトラリピはFXでの注文方法になるため、FXにおける一般的なリスクが存在します。
FXの醍醐味といえば、
・最大25倍のレバレッジで大きな利益が期待できる。
・多彩な通貨ペアから、相場のボラティリティ(値動きの大きさ)などを選んで取引できる。
・「24時間ほぼ年中無休」で取引ができること。
などがあります。
ですが、FXの醍醐味は同時にFXのリスクになります。
【FXのリスク】
・レバレッジにより、自己資金を超える損失が発生することがある。
・大きな価格変動により、想定を超える損失がでることがある。
・過剰な取引で、正常な判断ができなくなることがある。
トラリピのリスクとメリット
では具体的にトラリピにおけるリスクとメリットを説明します。
トラリピとは、簡単に説明すると「〇円で買って、〇円売る」もしくは「〇円で売って、〇円で買い戻す」を繰り返す注文方法です。
例えば)
150円で買って、151円でうる場合は
為替レートがが150円になった時に自動で買い取引をしてくれます。
そのあと、為替レートが151円まで上がった時に自動で売りの決済取引をしてくれます。
ポジションの決済後に150円まで為替レートが下がった時にはまた自動で買い、151円になったらまた売る。
これを繰り返します。
上記の内容が基本形と考えてください。
トラリピの特徴としては「自動で繰り返す」ことにあります。
この基本形にいろいろなアレンジをしていって、リスクとリターンを調整していく取引手法です。
トラリピのメリット
前述のとおり、トラリピの一番の特徴は「繰り返す」とこにあります。
そのため、一番の強みは「レンジ相場」で発揮されます。
※レンジ相場とは同じ値幅の間を行ったり来たりする相場のこと
自動で売買されるので、FXの裁量トレードの敗因に多い、「損切りができない」「利食いが早い」ということが軽減されます。
裁量を排除し、FX取引を行えるというのが一番のメリットだといえます。
トラリピのリスク
トラリピは仕組みの性質上、必ず含み損が伴います。
「確定利益(=決済された利益額)」が積みあがっても、「含み損(=保有ポジションの損)」と差し引きしたときに利益が出ていなければ勝っているとは言えません。
その為、必ず発生する含み損を超える確定利益が出るまでは損益分岐点を超えません。
(※必ず発生する含み損とは、仮にトラリピの設定において140~150円のレンジに買いトラップを仕掛けるということは、150円で買ったポジションは140円まで下がった分の含み損を必ず抱えます。この含み損を考慮しないということは、そもそもトラリピのロジックが崩れていることになります。
また、現金化する際には注意が必要です。
前述のとおり最初は含み損が出ますので、早期の現金化は損失となりやすいです。
他にも、現金化したいタイミングで大きく含み損を抱えている場合、損失がでたり予定よりも利益が少なくなるなども考えられます。
保証金を引き出したあとの、必要証拠金にも注意が必要です。
保有ポジションとトラリピの設定に必要な分の証拠金は維持するようにしましょう。
まとめ
これらのリスクとリターンをしっかり理解して、トラリピを活用していきましょう!
トラリピは僕のように裁量トレードは苦手だけど、FX取引が好きな人にむいています!
戦略を立てて、待っているだけで利益がでます。
当然ながら定期的な戦略のメンテナンスと、徹底したリスク管理が必要です。
ゲームでいうと、トラリピはシュミレーションゲーム、裁量トレードは格ゲーやFPSといった感じです。
皆さんの得意不得意にあわせて、投資を行っていきましょう!
コメント